2006-01-01から1年間の記事一覧

スガ秀美2006『1968年』ちくま新書

シャケみたいな字は文字コードにないんだから、本名の〝菅〟にとっとともどしやがれ!!手間なんじゃ! 資本主義理論のひどい解釈が出現。宇野弘蔵が化けて出るね、こりゃ。グローバリゼーションは、おたくらの恵みの雨か何かなのかえ?リカードの「比較生産…

大月隆寛2004『全身民俗学者』夏目書房

三中さんにすっかり呆れられたpoliの一ボケに登場されたアノ人物は、10数年前、大学時代のpoliにとって、ヒーローな研究者像であった。「エ〜あんなだまし絵みたいのがぁ?」だまらっしゃい!!最前から暴言にも甚だしいんだよpoli 浅羽通明が、ニセ学生マニ…

佐藤健二1987『読書空間の近代』弘文堂

大月隆寛1992『民俗学という不幸』青弓社

小川徹太郎2006『越境と抵抗』新評論

西村正衛1960「利根川下流域における縄文中期文化の地域的研究(予察)」『古代』第34号 早稲田大学考古学会

早稲田の考古学にて、教育学部の西村正衛そして金子浩昌の学統は、清水潤三あるいは鈴木公雄の慶応大学と競いつつ、戦後の貝塚の研究を牽引し続けてきた。その影で、自然遺物の分析の精緻化が頗行的に進展し、人工遺物への考慮の希薄化を孕んだ学風が出来し…

いや〜、大変そ〜だな〜

2006-09-20で触れ、独りでまた炎上したあの件のテクストを巡って、「わかりにくい」だの「読めば通じる」だので、他所で、継続したみたいなのです。空気とか(ま。いいたいことはわかるけど。空気で。新渡戸かよ!しちへ〜なのかよ!)深遠な要望をする読み…

だいたい「急ぎ働き」って、ほかに言いようがあったろが、poli

で。Bに基づき、Aを駆逐してBで定立するという「急ぎ働き」を働いた論文、と記した件ですね。 アウトとはいってません。「急ぎ働き」とは書きました。「ウワー、ずる〜」整合性がないから、こんなクサをしたわけではありません。 御論は、集合論に象徴さ…

あの〜羅列効用説なんて、ジェボンズのパクリみたいで面はゆいっす

まず、羅列の効用、云々というのが擁護だという話ですが。まあ、そう来ますよね。やっぱり。 先に申し上げます。何のために並べているのかはっきりしない並べ方なんて、究極的には ない! これがpoliの結論です。ではその釈明説明を。 もし、逆に、 何のため…

御口上

またもや、この僻地に来訪者がぁぁぁ。やはり丁寧な人だね。しかも質問付きとは。とてもコメント欄で済ませそうにないのでここに。 あのー、伊皿木さん。 2006-08-03にある通り、総じて身勝手な要望を書き付けている、とご理解ください。 文面上のそれとはい…

瀬川拓郎『アイヌ・エコシステムの考古学』北海道出版企画センター

過日の書籍にて紹介した、2箇所の〝財産目録〟から浮かび上がったタテ関係/ヨコ関係とは、別個のタテ関係/ヨコ関係が本書で紹介されている。 和人の強いる「階層化」, 「統合」=タテ関係が、アイヌの「ゆるやかな連帯」に浸食する、その過程。これがモノ…

あ〜あ。

あんなテクストで、丸々つかってもた。もったいな。ほんとにポストしておきたかったのは、こっち。

いやさ、またもやここの話でしてね。

管理人さん。あなたは律儀にも程がある。反応なんて期待しない方がいいような気がする。建設的なものは少なくとも出ないと思います。 でも、まさか管理人のような、調査・報告により忙殺されている立場にある側から、そんな「厳しい」こと言われるなんてよそ…

運を節約する男

ってえのは、会ったことがある。知人のTは、その余りの間の悪い行動の選択、というか空気の読めなさ加減から、poliは、独りヒトが一生のうちに使える〝運を節約する男〟と呼び、ある意味畏怖している。しかしその節約の凄まじさたるや、教員採用試験に何度…

甲野勇1967『武蔵野を掘る』雄山閣

(リンクは某大学の書誌情報。ということで。amazonにしてもbk1にしても…にしても在庫無し。poliは、甲野勇の著作群復刻を応援しています。カッテに) 「63年前」という数字に21を足して「84年前」と修正することによって、ほとんど現在も通用してしまうとい…

後藤総一郎『常民の思想』風媒社

敗戦を挟んで大衆論を論じてきた戦後民主主義の代表的論客、丸山真男の次世代として橋川文三が現れた。彼がとある一学生に大衆論への傾斜するにあたって奨めた研究対象は、柳田國男であった。その学生こそ、本書の著者後藤総一郎である。 後藤は、柳田國男の…

パオロ・ヴィルノ2004.1『マルチチュードの文法』月曜社

以文社の若き好敵手、月曜社が放ったこの書の上梓は、的確極まりないものだったように思う。厨先生は、ネグリ+ハート『帝国』に対して近経への沈潜が足りないという指摘を行っていた。が、本書に対してその指摘はない。「労働する」ことについて論じるにあ…

過日、アガンペンをなぜホッブスまで遡って語らないのか、という疑問を記した。 そういう疑問はここに源泉があったことが分かり、独り「あいたたた」。これを読んだ記憶が片隅に残っていたに違いない。う〜む。

ポール・クルーグマン1995.9『経済政策を売り歩く人々』

先日わざわざこんな〝僻地〟に出張ってコメントいただいたYasuokaさんの日記で、紹介した本書の誤りを説いていた。専門の研究者が日本にいるなどとは思いもよらず、つくづく浅いよな俺、みたいな。 屋根裏からほこりを払い、本書を久しぶりに繙いてみた。 ほ…

あ、そうそう

あの〜わたくしは、Archaでなくて、polieco_arche、という綴りの知らぬ方の一介の浅学ですので。ぜひ。まちがっても混同のなきよう。

岡本俊朗追悼集刊行会(編)『見晴台のおっちゃん奮闘記』岡本俊朗追悼集刊行会

本書は、赤松啓介を支持した戦後世代研究者の主張を知る上で、な〜んてどころではない、もっともろもろ、いろんな問題が考古学の殻の内外にへばりついていることを教えてくれる。 んで、ここのゾーンに絡んでは、時局にあわせるというよりも、単なるロビー活…

後藤和民『縄文土器をつくる』中公新書

先日、縄文土器編年研究=実証主義による時局から逃避、と短絡する見解は、いささか食傷気味なpoliであるが、もっと整理して、単なるクサではなく、「批判」をした人物がいた! 山内清男が縄文土器の編年網をまとめた昭和十年前後から、縄文時代の研究といえ…

qwertyの眼前で厨先生、人格崩壊!!

こわれてます。っていうか、三角眼鏡の自称セレブなババアの口調にどはまり。ウドちゃんを真似る関根勤のようで、ちと異様だ。おかげでqwertyが何か、初見のやつには、全く伝われねぇ、「自分で調べろ」ってか?キビシィねえ。poliめは、これを思いだしまし…

役者がようやく配役を演じ始めた!!!

鈴木 公雄1969「土器型式における時間の問題」『上代文化』第38号 ふぅ〜、こっちもなんだか折々でこのテクストを挙げ、鈴木の名を挙げているように思う。しかしこれを最も語るべき立場として、JITな人物が、迂回ばかりをして、poliは個人的にかなりイライラ…

フーコー『自己のテクノロジー』岩波書店

彼はフーコーの振り子の言い出しっぺのフーコーではない。しかし、彼の最晩年の関心は正に振り子のようであったとpoliには映る。『知の意志』の紹介者が解説で示している別の意味で。 アガンペンや、彼を巻き込んだ檜垣の著作に示された司牧者権力の構造と反…

フーコー『真理のディスクール』筑摩書房

フーコー『性の歴史Ⅰ 知への意志』新潮社

ジョルジョ・アガンペン『開かれ』平凡社

檜垣立哉『生と権力の哲学』ちくま新書

O'Brien, MichaelJ."measuring the flow of time The Works of James A.Ford, 1935-1941"

う〜む、刺激的なんだぜ、これ。すみません。サンボ聴きながら書き込んでいるので、poliは柄にもなく「ぜ」とかいってやがります。 日本だけじゃないのね、ガッチガチなクロノロジーって。いや、わーってるけど、その詳細は、ディーツとか一部分の紹介しか日…