2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アノ言論界の笹子才蔵、厨先生を斬り付ける

まあなんだね、稲葉大人、自分が読みたいとかそんな卑しい魂胆でばかりものを考えてちゃいけないね。ここは一つ、お国のためを考えるのが学士さまの心意気ってもんじゃないかね。 やっぱ、面白すぎるよねー。このお二方は。こんな八百長試合を通して、過去の…

折原浩『ウェーバー学のすすめ』未来社

羽生のウェーバーの資料操作の批判のようなことを行うのは、後世のためには有益なことである。しかしこれをしたことで知的誠実性が蹂躙されただのというのは、単なる編集者のアジとちゃうか??わたしには、そこまで羽生が能天気とは思えない。例えば第4章の…

羽生辰郎『マックスウェーバーの犯罪』ミネルヴァ書房

『VOL』01後日談

う〜む。あれは、批判なんて大上段のしろものではないのね。結局、大して触れなくてもよい経済学の話題に触れる彼らなりのレトリックが余計だ、とクサしただけだったのだけど。 逆にいえば、あんなレトリックなしでも意図は伝わったのではないか、ということ…

坂本賢三2006.6『「分ける」こと「わかる」こと』講談社学術文庫

ようやく、復刊された。随分骨を折らせてくれたものである。この本に浪人中に気づき大学のまる4年間神田に当たりながらみることもなく、大学図書館にも、比較的古くからの蔵書もある地元の図書館にもなく、就職して数年してふらっと某市にある古本屋でみつ…

大澤真幸・金子勝2002.4『見たくない思想的現実を見る』岩波書店

まず、『虚構の時代の果て』から。 オウムは少なくとも八〇年代末期以降の社会を席巻した思想やサブカルチャーのパロディである。たとえば、彼らのハルマゲドン思想は、八九年以降しばしば語られてきた、「歴史の終焉」をめぐる思想の戯画のようなものである…

大澤真幸1996.6『虚構の時代の果て』ちくま新書

武蔵小金井コミケ、その後

ここの午前中の部が終わったので、帰ろうとしていたら、久しぶりにpoliの畏敬する知人と会った。が、あいさつもそこそこで帰られてしまった。 ようやく土曜日にその人と差しで飲む機会を得た。 学生時代は、違う大学であったものの、私淑する方が同じで、専…

VOL 01 以文社

01という連番を振っている以上、雑誌化させていくつもりなのか? Positive01みたいなことになるのだろうか。ま、いいか。 運動な人びとの紡いだテクストである。が、それにしてはとても清潔すぎやしないか。ちっともアジアジな感じがしない。 さ、イジリはこ…