2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Macaほか2010"Prophet, Pariah, and Pioneer"The University Press Of Colorado

ウォルター・テイラーの評伝。アイスランドの噴火活動でamazonが大混乱し、そのドサクサで一方的に注文がキャンセルされるも、その1ヶ月後シレっと在庫ありになっていた代物。何んナン?。歴史学でもない人類学でもない考古学は考古学。テイラーは両者の振…

デリダ2007『絵葉書1−ソクラテスからフロイトへ、そしてその彼方−』水声社

誤配は、誤配そのものではなく、誤配"とみなされるようなその状況"を指しているようである。だからデリダは"可能性"なる語句をつけて用いる。つまり誤に対置する正が明確に把握できている状況にあるわけでは断じてない。

Derrida2008 "Dissemination" Continuum

概念へ直行することを忌避し、未決の箱に保持させたような概念"候補たち"。これらの散布状態を散種といったり、これらの因子個々をフロイトの印象に当てはめて説明したりと、あれやこれやと腐心するデリダ。エポケーの身振りと相同な彼のそれは、やはりデリ…

Yerushalmi1991 "Freud's Moses" Yele University Press

Derrida1996 "Archive Fever -a Freudian Impression-" The University Of Chicago Press

デリダ2011『アーカイヴの病−フロイトの印象−』法政大学出版局

なんで考古学しているかというよりも、、

なんで考古学に惹かれるのか、というほうが直截な問いだろう、というのが、伊皿木さんのコメントからも伝わってくる。poliにとってその問いに対するどうでもいいクソ回答があるとすれば、遺跡から突如表れるまんま露出した現象面が、自分の認識という名の"も…

う〜む

自己実現とそれ以外の事柄は、全く別物のような。その前に触れたMal'd archive なんて自己実現のセカイの思索でしょうから、前者まで否定しちまったら、それを読むのは、それこそ毒ってことになっちまいやせんかな。と。例えば、世間にアピールしたいなんて…

松岡資明2011『アーカイブスが社会を変える』平凡社新書

同入手3号。

佐々木俊尚2011『キュレーションの時代』ちくま新書

同入手2号。

遠山啓2011『関数を考える』岩波現代文庫

早く来過ぎて4時間ほど最寄り駅で物色の末帰路の入手1号。

考古方面に戻ると、、

この遺跡の今日までの調査成果にとっての焦点として、今回は史跡公園の主体となっている集落だけでなくその担い手達のアウトプットである貝塚の発見と調査についても範囲が及んでいる。ここまで取り上げられたのは初めてであろう。獣骨の依存状態のよい貝層…

梁石日1997『夜を賭けて』幻冬舎文庫

時代背景はこの2著に。。

小松左京1997『日本アパッチ族』角川文庫

日誌のなかには、、、

この遺跡の発掘調査が始まったのは、昭和36(1961)年のこと。ちなみに「もはや戦後ではない」と経済白書に中野好夫の言が引用されたのは、昭和32(1957)年のことである。 で。 団長和島誠一の日誌には、ベルコンの電線盗難の記述が。みんながみんな足並み揃え…

横浜市歴史博物館企画展『大昔のムラを掘る―三殿台遺跡50年―』

5月29日(日)まで。 行ってまいりました。この三殿台遺跡というのは、神奈川県域の小学生は代々社会見学で訪れたことがあるであろう定番の場所。だったことがある。(最近はそれぞれ違うやも) この遺跡は市民発掘が行われたところで、記録映画が残され…