2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

褒めそやされるのが、、

名前ばかり。という扱いが久しいBinfordだって、現に口を開けば、また筆を起こしても結構、クドクドとあでもね、あ!こでもね。と、ノタモウテたわけですよ。ほんと。

鈴木公雄1969『土器型式における「時間」の問題』『上代文化』第38輯 6−13頁 たびたび。

扇情的な過日の"聞き飽きた"消耗品な惹句よりも、地道で生産的な(単に"細かい"ではない!)方法の議論やはり、待望されるべきは、惹句ではなく、このような方法論の検討、あるいは伊皿木さんが◯下くんのコブチで丁寧にその錯誤を指摘するそれのような検者た…

言論世界の笹才蔵の切れ味

シンパともども小熊英二を撫で斬り。。。オオツキリューカンの鈍刀によるそれよりもスパーっとしたものとなっている。ジャスミン動乱に勘違いするアノ手の面々(多分人差し指でキーボードをうつか、ダブルクリックをトリプルクリックしているような日常を過…

"12年前"発生直後、読み返したのは、、、

近代経済学研究会1959『世界十五大経済学』富士書房 現在社会や倫理という高校の授業において、帰納法 - 演繹法というと、ベーコンとデカルトの対置で語る、というのは我々の世代までは相場であった。(最近はどうだか知らないので、、)が。 これに本腰をい…

そういえば、10年ほど前。。

、、、なんで見抜けなかったのか、、、 〜36人界隈のアレ というのもあった。こういうことをシンポジウムで論議した、というのを耳にした時、実は、上の福田や、吉本・花田(漫才かよっ!)をpoliは思い出したのであった。 思えば、大学2年頃、あの吉本隆明…

福田、林の上のそれは、

本来政治へ向けられたものである。しかし。民科の糸冬も、内部における左傾の激化による自壊といわれていることからみても、純然たる研究者のセカイだの、社会とそれ以外だの、国民のニーズの内外だの関係なく、こういう陥穽に陥ることが過去にはなかったわ…

川久保剛2012『福田恆存』(ミネルヴァ日本評伝選)ミネルヴァ書房

共産党シンパだった知識人たちがレッドパージ後、手のひらを変えて"騙された!"と被害者面するその態度を、言論活動を戦前から牽引してきた福田も林達夫も冷ややかにみる。やや丁寧な福田の所感に対し、林のそれはより率直である。 (「新しき幕明き」『群像…

ルディネスコ2012『ラカン、すべてに抗って』河出書房新社

上のような乱文なんぞ、ザラなブログ類の記事の類である。が!である。ドゥルーズは兄のようであり、セルトーは厳しい父のようだった。だが二人とも、一九六八年五月以降、若い毛沢東主義者たちがテロに傾倒していくのを回避させてくれたのだ。こういう明白…

未来があるか?だと。そんな台詞は、

もう、聞き飽きた。担い手は滅びたい、滅ぼしたいのならカッテに滅びればいいが、望むと望まざるとにかかわらず、学問そのものとその研究対象は、そこに残り続けざるを得ない。"一件"から10年以上経過した現在でも。それでもってこれからも。そんな問うマネ…