2006-10-09から1日間の記事一覧

西村正衛1960「利根川下流域における縄文中期文化の地域的研究(予察)」『古代』第34号 早稲田大学考古学会

早稲田の考古学にて、教育学部の西村正衛そして金子浩昌の学統は、清水潤三あるいは鈴木公雄の慶応大学と競いつつ、戦後の貝塚の研究を牽引し続けてきた。その影で、自然遺物の分析の精緻化が頗行的に進展し、人工遺物への考慮の希薄化を孕んだ学風が出来し…