2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧
彼はフーコーの振り子の言い出しっぺのフーコーではない。しかし、彼の最晩年の関心は正に振り子のようであったとpoliには映る。『知の意志』の紹介者が解説で示している別の意味で。 アガンペンや、彼を巻き込んだ檜垣の著作に示された司牧者権力の構造と反…
う〜む、刺激的なんだぜ、これ。すみません。サンボ聴きながら書き込んでいるので、poliは柄にもなく「ぜ」とかいってやがります。 日本だけじゃないのね、ガッチガチなクロノロジーって。いや、わーってるけど、その詳細は、ディーツとか一部分の紹介しか日…
暴走しない程度だが大月隆寛、みたいな風貌のひと。ってそんなものはど〜でもいい情報だろがぁぁぁ。本人呆れちゃったよ。がっかりだよ!!poliてめこのやろ!!じつははてなで、三中先生の俎上書ページが。 私は、統計学やRのドキュメントでこの先生のペー…
ので。是非。てなわけで前回に続けて書名ではないタイトル。Oracle10g EnterpriseEditionがひょーんなことで手元にあったので、インスコ。ノートに。で。熱でプスーン。おお、初めて熱トラブルに見舞われた。大連のテレビ会議で、相方が持参したノートが会議…
赤松啓介が、考古学に夢がないこと=大胆な仮説を提示することを軽視する傾向を批判していたというのは、確かに心の動く心地はする。 しかしである。 実証主義=夢がないというのは、彼の世代のみは言えても、その後の世代が尻馬に乗ることほど、勘違いな話…
前期を代表する『論考』と、後期を代表する『探究』を逐次的に読む、あるいは「オレは後期」「いやいや、オレは前期を攻める」「いやいやいや数学のトリコな中期ってえのもある」(これは奥雅博のこれ)と一方に肩を持って読む。人によって、なんかいろいろ…
一年前読み掛け時のノートがでてきたので、それを鑑みまた書いてみる。 そもそも平安博物館突入(いわゆる考古闘争)時、時流に背を向ける旨の声明を堂々と公表した日本考古学の措置を省みず、下記の論文が発表されたのを目にし、そのうえ日本考古学御本尊が…
「殺害可能」ということでアガンペンが含意しているのは、確かに一つには「殺害が処罰されない」ということだ(『ホモ・サケル』邦訳一〇六頁)。つまり、殺してもよいという是認が殺害可能ということの一つの意味である。しかし、「殺害が処罰されない」と…
現在のオープンソースの開発はコミュニティーと言うグループに参加しているボランティアによって行われていますが、その内に、オープンソースの開発の多くは、ビジネスライクに行われるようになるでしょう。【引用者略】 ただ、ボランティアのコミュニティー…
このテキストの底本はこれ。 もともと、文化財保護ということに関して真剣に考えようにも、poliには危機意識がなかった。確かになぜ遺跡を守るのかといえば、こちらの興味本位に帰着せざるをえない。原因者の私有財産を制限してまで行政が調査を指導すること…
この本に示されたコトバをちょくちょく思い出すのだ。 鈴木公雄は、チャシの研究者を志したものの、清水潤三の千葉北部などの総合調査への尽力から縄文時代晩期研究に貢献、縄文時代の研究者と目されるようになる。さらに伊皿子貝塚の調査にて、彼の調査団が…
先日ここで紹介されていたので、コメントしたものの、また別種の見え方が考えられたので、ここに。 結局のところ、赤松啓介の引用が偏っているというのは、一概にクサだけではない。あのような体裁である以上、あのような引用に留まるのだと思う。 体裁とい…
ここで炎上ひとりなダメpoli(なんか掟ポルシェみたいな響きだあね、まいいか)全開であったが、取り乱した理由は、上2者のうち、応答である後者の在り方にみる近頃散見する共通した姿勢にある。もちろんあの場はこれとは違う対象だけどね。 制度が他の制度…
上は、ハーシュマンの自伝である。コルナイとはプリンストン大学の同僚で、過去に政府への参画した経験をもつことも共通している。そして何よりもその過去を厭うことなく書き記したことも共通項といえる。 政府への参画というならば、シュンペーターもケイン…