2006-07-23から1日間の記事一覧

佐藤正美『論理データベース論考』

前期を代表する『論考』と、後期を代表する『探究』を逐次的に読む、あるいは「オレは後期」「いやいや、オレは前期を攻める」「いやいやいや数学のトリコな中期ってえのもある」(これは奥雅博のこれ)と一方に肩を持って読む。人によって、なんかいろいろ…

野矢茂樹『ヴィトゲンシュタイン「論理哲学論考」を読む』ちくま学芸文庫

福田敏一『方法としての考古学』雄山閣

一年前読み掛け時のノートがでてきたので、それを鑑みまた書いてみる。 そもそも平安博物館突入(いわゆる考古闘争)時、時流に背を向ける旨の声明を堂々と公表した日本考古学の措置を省みず、下記の論文が発表されたのを目にし、そのうえ日本考古学御本尊が…