2007-08-08から1日間の記事一覧

考古学=歴史学、というのは???

そしてKOneさんの使用痕分析を例に表明した懸念は、考古学者が示そうとしている有意性の方向が、歴史叙述であって、ここからあまりに遠い、ということもあった。ここにも敷衍すれば、Y市育ちの小学生として、自由研究から始まったpoliやKOneさんが初めて手に…

分かっているから読む/実測するのではないだろうに。

どう"分かった"のか、ばかりをたっとぶ、通常科学を反動的に崇拝するねつ造被害者連合どもは、 全員氏ね!! どう"分からない"のか、どう"っかつくわ〜!!"なのかをも、せめて自分に対してだけでも表明すること。科学だろうか何だろうが希求されてきたので…

では、poliは、どうなのさ。

poliやKOneさんは、この眼前の現象を実測に観ているわけだし、poli個人としては、写像という説明モデルに帰着する一般化を示した直後から、それが個々で生成されている言語ゲーム上のルールのひとつに過ぎず、突き動かした要素を妄想する。 その他のルールひ…

D.サルツブルグ2006『統計学を拓いた異才たち』日本経済新聞社

統計分析の体系化を成し遂げたピアソン、フィッシャー(アーヴィング.フィッシャーとは別人)の、その次の世代、すなわちネイマンとエゴン・ピアソン(ピアソンの息子)のデュオは、この父の世代に彫琢された分析法によって何が言えるのか、そもそもその妥…

ディアドラ・N・マクロスキー2002『ノーベル賞経済学者の大罪』筑摩書房

原題は、『経済学者の悪徳/ブルジョアジーの美徳』とのこと。邦題のいわれは、俎上にあげる格好の題材とマクロスキーがみなしたのがノーベル賞受賞者であったから。で。本題にもどると。 統計などで手続きの見える方法によって、資料操作が可能なデータ形態…

気を取り直して。

何も上のようなネガな話をしたかったわけではなかった。そこで今回話題となったことが行ったり来たりである。 彼には、例えばどうしても石器の使用痕研究に有効性を見いだし得ない、というのだ。3000回、10000回、n回とはいうが、確かに摩滅はそれだけで生成…

一週間、いや1ヶ月近くたってしまった

ここで書いた知人とは、相変わらず突発的に会って飲む機会を持っている。(今後は、KOneさんとでもしておこう)ついこの間にも話してきた。じゃあ、7/14に書けって?いいでないの。 毎度ながらKOneさんにまた突貫な仕事が舞い込んでようやく終わったらし…