2011-05-22から1日間の記事一覧

Macaほか2010"Prophet, Pariah, and Pioneer"The University Press Of Colorado

ウォルター・テイラーの評伝。アイスランドの噴火活動でamazonが大混乱し、そのドサクサで一方的に注文がキャンセルされるも、その1ヶ月後シレっと在庫ありになっていた代物。何んナン?。歴史学でもない人類学でもない考古学は考古学。テイラーは両者の振…

デリダ2007『絵葉書1−ソクラテスからフロイトへ、そしてその彼方−』水声社

誤配は、誤配そのものではなく、誤配"とみなされるようなその状況"を指しているようである。だからデリダは"可能性"なる語句をつけて用いる。つまり誤に対置する正が明確に把握できている状況にあるわけでは断じてない。

Derrida2008 "Dissemination" Continuum

概念へ直行することを忌避し、未決の箱に保持させたような概念"候補たち"。これらの散布状態を散種といったり、これらの因子個々をフロイトの印象に当てはめて説明したりと、あれやこれやと腐心するデリダ。エポケーの身振りと相同な彼のそれは、やはりデリ…

Yerushalmi1991 "Freud's Moses" Yele University Press

Derrida1996 "Archive Fever -a Freudian Impression-" The University Of Chicago Press

デリダ2011『アーカイヴの病−フロイトの印象−』法政大学出版局