Macaほか2010"Prophet, Pariah, and Pioneer"The University Press Of Colorado

 ウォルター・テイラーの評伝。アイスランドの噴火活動でamazonが大混乱し、そのドサクサで一方的に注文がキャンセルされるも、その1ヶ月後シレっと在庫ありになっていた代物。何んナン?。歴史学でもない人類学でもない考古学は考古学。テイラーは両者の振り子の真下でそう叫んだ。で。 預言者だのノケモノだの先駆者だのと持ち上げたりサゲたりまた持ち上げたり。ま。タイトルはそういう自らの学界を著者たちが冷たく示唆したのではないか。
 それにしても、サピアウォーフの浸透度ってすげえな。ま。喧嘩安テイラーも先行者への配慮は欠いていない。クローチェも通り、クラックホーンの薫陶を受け、両者の研鑽を積んだうえでの言明であったのである。それならビンフォードやキダーがアリで、テイラーがナシ!!というこたぁね〜だろ。。。しかしプロセス考古学の華やかさばかりが輸入され、せいぜいディーツだけにとどまっているどっかの国の受容の仕方。でも今は、、、ほんとamazonサマサマだね。っていうかどっかの語学通、翻訳して〜〜!!