武蔵小金井コミケ、その後

 ここの午前中の部が終わったので、帰ろうとしていたら、久しぶりにpoliの畏敬する知人と会った。が、あいさつもそこそこで帰られてしまった。
 ようやく土曜日にその人と差しで飲む機会を得た。
 学生時代は、違う大学であったものの、私淑する方が同じで、専攻するところが近く、ご教示受けること数知れず。考古学にととまらずに周辺の認識論の話に華を咲かせることもあった。実測をしつつだけどな
 だんだん、酒が込んできて、積もりつもった話も平たく均されて、コミケの話にさしかかったとき、その人はいった。
なんだ、まだ発表なんて聴いているのか?バカ!!あんなのただのプロパガンダじゃねえか!バカになるぞ!!
 う〜む、その人はこうなると耳を貸さないひとだ。こっちは「そうですかね〜」といって流していた。
 ま、私自身が、あの発表会は、ネタ本位で聴きにいっているわけで、id:polieco_arche:20060528「原産地遺跡」に見られるように、バレバレなアジテーションからみても、正直プロパガンダのレベルにさえ達していないことは明らかである。新聞記者が埋め草程度に考えて捏ねたレトリックみたいなところもみられる。
ただ、上の言から分かるようにわたしだけが酷いしろものと思っているわけではないことがわかったろう。
 とはいえ、他人事でなく、あのようにしばかれて(言説で、ですがね)ポロっと2冊アタマから転がり出た。