はじめからこうで、今もこんなんです。たぶん。

 ここで語られている事象の登場人物は、調査する考古学者(=坪井正五郎)とその"椿事"にあやかろうと流行神を出現させる民衆、その動きから一山充てようと便乗しようとする企業(=京浜電鉄)、そして第三者面をおっさげて「優等生」じみた"義憤"を書きつける新聞記者。以上である。
 坪井正五郎とは、日本の考古学を開闢した人物である。そんな彼の調査の成果を、その後の2者はどっちらけで、カッテに盛り上がっていく。それを訳知り顔でたたいて目く○鼻○そを嗤う更に後の一方。この後3者がぐちゃぐちゃコネる泥団子づくりから考古学のセンセー、すっかり蚊帳の外。



なあんだ、変わんね〜じゃんか!(ヲイ)