poliは、土器のシンポは初めて聴講

 でやんして。ただ、想像通りで、そんな一回でまとまるものではないテーマではあって、いつぞやのウォルツァーではないですが、一人一人押すツボが違っていて、なんかこう、噛み合わない。おまけに平素、土器屋の旗本奴を生業とする司会者の方も、ややその気がもたげる一幕があったり、ということもあった。
 地元にあって、牽引してきた山下勝年氏、増子康真氏の双方がガチで鍔迫り合いしているのは、○○0式または△△2式が指し示す型式を帯びている内容がどう把握されて=汎化していくのかというなかでのある種の危惧にあるのは、ハッキリしている。この入海式の"草創期"への注視の一方で、"晩期"の型式内容の変化観は、思ったよりさらっと解されている。御師さんは今回実は後者の方に注目していたが、拍子抜けしていた様子。