2007-03-21から1日間の記事一覧

小川徹太郎2006『越境と抵抗』新評論

本書の読みを続行することを躊躇したのは、ある意味、読後、自身の言動が亀の手足のようになることをカッテに恐れたからである。 本書の序盤に置かれた2章はそれくらい、験者を打ちのめすようなテーマである。験者の視座がいかに高踏的な態度を含んでいるか…