というわけで。

 ここは沢井川のほとりである。この川を臨むテラス状の広大な台地上の一角が現場である。今回千枚岩の礫の凝集が検出されている。被熱の顕著な部分がみられないのだという。この石質の石器としては、打製石斧が出土している。相模川東岸ぐらいまで下ると、また武蔵野台地にしてもこの器種で起用されるそれは、ホルンフェルスが圧倒しここに砂岩といったかんじではなかったか???