非常に不思議なのは、、

 ナンシーなりデリダなりが共有する自然と認識のあいだという界があるわけだが、その先行者がいるのだとすれば、直近としてはカントがいるわけである。対立者を自認したフッサールはともかく、2人ともその言及にそのカントの名すらそうそう上らないのである。これは日記一発目の大物たるあの「触れる」にあっても例外なく指摘できる事項である。
カントがその界に分け入る道具箱をもっていたとしてその中身にあるものとするなら、ライプニッツのそれが考えられる。論理学者の申公豹おう、ここにはこういう存在がかなりおるで!たる内井惣七が近頃キャ〜キャ〜wowwow萌えている、そう、アノ人物である。