じゃあ

 逐次!恣皆!!その刺激を受け取るのか?という問い、というかそういう態度の極端さへの疑問は、既に博物館の図書室の司書さんのところで提示されている通りであるが(これなど)、アンケートや諸々の調査で全て吸い上げることができるというのは、そこに、覗き見というものもあろうが、なんかこう、ある種根拠のない自信を籠らせているようにも思える。だが、たしかに彼らがそうみえていたならば、展示計画がこう書き換わることもあるのか、という模索が出来することはあるのかもしれない。いずれにせよ、観察者自身が最終的に受容しうる形をなすのは、こうした定性なそれを介したものであって、来館者調査を牽引しているような定量的なそれではないように思う。