関東と東海と

 挑発しようとして、やっぱヤメ。とされていたものの、確かに他地域の要素を受容する場合の想定が、二者の深浅に差異があることは当然指摘したかったことだろう。在地系と非在地系といった事分けである。もっとも、資料の在り方と相関関係にあるというのは、討論の終盤で、山下氏や増子氏らの関東の資料への指摘や、最後の最後の山本褌久氏のコメントからいみじくも感知できたように思う。