ハーバーマス1994『[第2版]公共性の構造転換』未来社

 例えば、上のような乱痴気はメディア論の文脈から流布していったわけだが、良きに付け悪しきに付け、そういう公共化の過程が一定のフレームワークとして、近代でも早くから顕示していたということが、本書の解析から明らかとなっている。
 なお、よくこのテの話題でより挙がる機会の多い『近代―未完のプロジェクト』(2000 岩波現代文庫)であるが、これは、ドイツ独自の問題を自明としつつ言説が展開されている含みがあるので、本書に比べ、意外にも難渋な造りとなっているように思う。
 その他、poliがその呼称を気にしつつ、なお途上な

もあることを挙げておく。「ダッテ、たぶんこの後ろにど〜せハーシュマンとかコルナイ・ヤーノシュとかボスキャラが控えてるんだぜ!?『フッ、投了よ!』」え〜まじすか
岩波サマにしてみると、これは、もっとマニアックだから復刊はナシヨなのか?でもさ、一粒で2度おいしいマルサスを復刊したんだから、、とイヤらしい期待をしつつ。