近代の咆吼???〜ハーバーマス〜

 動物化という表現が、ニューアカ残党から盛んにエコーされていて耳障りな感覚を覚えて数年経過してきた。彼ら悪食どもの大コーブツであるポストモダン略してポモ(pojoのほうが余程スッキリシッカリである)なんぞ、屋上屋を架す最たるものであることはもはや顕在化されて久しい。にもかかわらず

「モッダーンは、蚊帳の外かいっ!!」ってつっこみがないまま、ボケさせ続けて、よく〝犬儒者世界〟はヘ〜キでいるよな

、と常々思っていた。が、そういう存在は既に居た。単にpoliがつかみどころがない、とさぼっていたそこに。だ。
 それが、ハーバーマスというわけである。現代思想世界において、幡随院長兵衛というか、喧嘩安兵衛というか、そういう存在としてしられる。しかし彼の視座は、至ってオーソドックスなところである、ということがわりかし意識されていない。彼は、あくまで現世は近代にあり、どうするわけ?これという問いかけを発するのである。近代の同時代性とでもいうべきか。ともあれ、捏造祭りを太古のフィクション化の饗宴だと、ワーイヤーイと嗤うことに徹するpoliのようなフラチな木っ端ROMヤローには確かにコーブツの部類である。