ジェレミ・サブロフ1998『新しい考古学と古代マヤ文明』新評論

 サブロフというと、『アメリカ考古学史』(学生社 1979)の著者であり、当時それを期待して購入(確か神田のゾッキ本だったかと)。10年は経過した積ん読。。。。
 なぜいまになってこれか、といえば、枕下書の主人公であるウォルター・テイラーの事績を示した日本語書籍の記述は、つい数年前まで多分これしかなかったから。
 どんなに鼻つまみな扱いをされていたとはいえ、やはりマヤ考古学の研究史において、テイラーが不可欠な存在であったことがよく記されているように思う。