19日、20日、と。

 行ってきた。どこへ。松島辺りへ。里浜貝塚のある宮戸島が主目的であったわけだけど。ここの資料館といい、他所の仙台市縄文体験の森といい、体験を主体とする博物館施設である。前者の来館者も圧倒的に体験学習の受講者であるという説明があった。
え〜と、て、展示は。。。
 しかし、その説明を含め、わざわざ案内の労を取ってくださった大先達は、そんなハコのそとにこそ見るべきものがある、といわんばかりに、ノリソダの製作小屋や、カヤの実が夥しく散っている寺林の脇、黒潮に接する島であることがわかるシュロやアオキがはえている浜にせまった緑などを示したり、と、貝塚群のある集落の途々に導いていただいた。
貝塚を歩くということを行うには比較的近隣にあった我々だからかもしれないが、なにも
江湖魅痔亞鵡!!!
などときばらなくても、逃げることもなくそこにあるものが確かにある、ということを今更ながら痛感させられた。