"わからない"ということ
厨先生のこの注釈は、いやなんともていねいな。
もっとも。
厨先生にとって御贔屓の両氏を出汁に、わからんちんに向けてさらにくわしく述べるレトリックとも言えなくないか。しかし、わからないでストップするのではなく、そこから掘り込みを促すという態度に、
ん?むむむ?おお〜!!
と、ひとりしたり顔でうなずくpoliである。
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小田中先生とか山形先生とか挙句の果ては松尾匡先生までが「むずかしい」「よくわからん」とおっしゃる拙著でございますが、皆様ゆめゆめだまされてはなりません。
この手の賢明な大先生方がおっしゃる「わからない」「むずかしい」は往々にして「趣味に合わん」「好きじゃない」の婉曲な言い替えにすぎないのであります。