あ!伊皿木さんだ

 ヘッダーに布置されたセンテンスには、こうある。


考古学は、発掘だけではない。ということは、考古学は埋蔵文化財だけではないということだ。考古学は、発掘プラス・アルファである。
伊皿木さんの日記
と、明解に掲げている。はい、ここはちゃんと目にしております。
 ただ、その直後がちいっとpoliには意味を取り難かった。poliが遺跡/遺物と埋蔵文化財の2界があやふやだ、ということなのかもしれません。

それに対して、埋蔵文化財とは発掘という行為によって得られた資料を意味している。あるいはそこでは発掘を中心とした様々な活動が主たる活動となる。発掘なしの埋蔵文化財は在り得ない。発掘をしない考古学研究室はあっても(それも奇怪な話だが)、発掘をしない「埋蔵文化財センター」は存在しないだろう。(上掲の続きの部分。太字強調は引用者)
 ま、今回もまたpoliの誤認ということで片づきそうですが(度々恐れ入ります)、そのpoliめの屁理屈はこれ。

恒常的にそうではないのだから、発掘しないで報告書を製作する作業に専心するということもあるのではないか。な。と。性急に発掘しないとみるのはちょいと酷ではないでしょうか。性急に判断せざるえないものは多分、間近にも他たくさんにあるのでしょうし。
poliの前日のにっきより。太字強調は引用者)
 poliなぞは、大学を離れ、遺跡/遺物をウスラと失念し、かねカネ金、みたいなところにいるせいか、埋蔵文化財という視点のみ傾斜し、鋭感的 enphindrichと取られかねないような、まるで景況のような毀誉褒貶に曝される遺跡/遺物の像ばかりにピリピリしてしまう。そのくせ、恒常的にみよう(ま、ようするに"なが〜い眼で視よう")とする遺跡/遺物の視点もまたどっかからか混濁する。2界があやふやとはまあこういったわけでして。
 正直、だけではねえぞ!ホントねえぞ!!いやいやいや、そこまで念押しちゃあねえだろpoli。大げさなという御本人のお言葉をいただき、ほっとしました。なんせかくなる叫びたくなるような状況を目にし耳にしている今日この頃なもので。(いや〜ありゃ不満とはいう余裕のある話でなく、不安です。poliめはホントかよ
 あ、そうだ。伊皿木さん、読んでいただいてありがとうございます。またもや御座いただき恐れ入ります。こっちが先だろpoli