神大行・直前

 fischeさんに会いに横浜・神大を訪れた。と、実は、一時間以上も早く到着してしまうので、手前の横浜駅に留まって、有隣堂有隣堂とを行き交っていた。E.レヴィナスレヴィナス・コレクション』ちくま学術文庫を探していたのだ。ない。ない。ん。


め、め、めんぐぁぁぁ〜

叫びたかったが、なんとか堪えた。ようやっとおんでなさったか。捏造祭りのあったこの日本では、方法論争の足跡をなぞることは、有用であるとかねてから考えていたため、いつもながらのカッテな感慨が横溢する、というわけだ。

これはしばしば話題に上らしている『純粋』の梗概として著されたものだ。ただこれは『純粋』の初版と第二版、二つの刊行の間にある。それだけに留まらず、梗概でありながら、『純粋』の2つのテキストの橋渡しとなっているのである。
で。