2006-04-24から1日間の記事一覧

『触覚、―ジャン=リュック・ナンシーに触れる』。

分厚いってんだよ!遅々として進まず。が。 デリダがめでたしと終章を締めたのは、本書そのものに大して述べたのではなく、長年の大病をくぐり抜け、復活を遂げた後輩の有能な研究者(=ナンシー)を祝福するキモチが表出するものではなかったか。現に晩年の…