なぜなのか、

 頁を繰って合点がいった。自己批判自己批判あるいは自己嫌悪のこの自己というのが、当事者でないがため分からないのだ。自己批判なはずなのに自己と他者に別れ、互いに攻撃しあっていたではないか、と。内部外部が見えてこない。だから何が開放的で閉鎖的なのかが分からない。でこれはエポケーして読み進めた(ズル〜)。