榎並重行2012『ニーチェのように考えること』河出書房新社

 こういうのも買うんすね、稲葉先生も。


 当然にも、この本は遅れている。鍛錬は期限を切らない持続を要する。また、もはや不作法(ママ)に汗すらかかず、認識することの仕方を教えられることも待たず、認識することを、最新の技術によって情報を取り込み、切り貼りすることに置き換えることで、生産性のひたすらなる向上を励む座業が蔓延する現代社会では、そもそも鍛錬を試みること自体、全くもって遅れていることだろう。(pp.14 ll.10-13)
 相変わらず、イヤミだねどうも。彼らの著作の方針は、何らぶれていない。

流し読みを頑なに拒否する。

 この世代には珍しい。むしろそういう連中ばかりなのに(おい)。未だに何を言っているのかよくわからない。けど、ネグのそれとは違う。索らしきルジメント?もしくはバリアント?は点々と、、在る。。多分非はベクトルの尾を掴めないこのトンマな読者メにある。