ウォルター・ブロック2006『不道徳教育』講談社

 副題、擁護できないものを擁護するである。
 よけ〜なお世話な本書は、アメリカで進展した現代オーストリア学派の経済学者の手によるものである。ヤバイ経済学よりヤバイというか、アタマがヤバイこらこら。(いや〜だって同じ学派のカーズナーの方が余程ハイエクに近く、硬派。というかカーズナーはミーゼス直系だけどね。)
彼の手にかかれば、アノ柳サワちゃんでさえ擁護されてしまう。(「女性差別主義者」参照)その他、麻薬密売人、キマッチャッタひと、ポン引き、


、、あの〜
やっぱさ。擁護しようってぇのはいらぬお世話なような気がするんだよね。あははは、は、、
 poliが最も受けたのが、

満員の映画館で「火事だ!」と叫ぶ奴

というのも、その代表例が急に想起されたからである。


尾崎んちのババアは野次馬ババア
近所に火事なんかあったりすると
「火事だ!火事だ!火事だ〜!」といいながら
水かけるふりしてガソリンかけ
「尾崎家の祖母パート1」『まりちゃんズの世界』所収
ま。もっとも。オザキくんのおばあさんは、叫ぶどころか、〝実践〟してしまっているわけだけど。叫ぶぐらいは良いだろう!!!とブロックせんせーはのたまう。わけだ。


やっぱヘンだって。