ペヨトル工房のもと読者poli(中学期〜浪人期)

 poliには、もと腐れ文学少女であった(たぶん腐女子より質が悪い)姉が一人いる。仮りにT崎マンセ〜とでもしておこう。T崎とは、そうあの映画化するとそのほとんどが単なる成人映画と化してしまう悲運な、そうあのコスプレ野郎なエロ作家のことである。言い過ぎだろ
 で。そのT崎マンセ〜が高校当時、『夜想』という雑誌がある、との情報を仕入れてきた。Y堂横浜L店にズラ〜っと並んでいた。でも、そんな遠出しなくても、H坂のWALK店(もうない、よね)にもドサッとあった。
 当時のpoliのマイブームは、荒俣宏であった。『夜想』は高度すぎた。んで、『銀星倶楽部』(8号・帝都物語), 『WAVE』(5号・メタフィクション)へ逃避した。これから紹介する本によれば、だいぶ商業的な企画だったみたいだけど。とほほ。
しかし。
 学燈別冊『幻想文学の手帖』から、またペヨトルへ行き着く。