認識論

う〜む

自己実現とそれ以外の事柄は、全く別物のような。その前に触れたMal'd archive なんて自己実現のセカイの思索でしょうから、前者まで否定しちまったら、それを読むのは、それこそ毒ってことになっちまいやせんかな。と。例えば、世間にアピールしたいなんて…

遠山啓2011『関数を考える』岩波現代文庫

早く来過ぎて4時間ほど最寄り駅で物色の末帰路の入手1号。

カント1971『人間学』岩波文庫

と、いうことで、フーコーや中島義道といった魔道をすすむ輩が惹かれる著作を、先週某所のワゴンセールよりゲットである。機智がなくてしかも判断力に欠けたのが愚鈍である。しかし同じく判断力を欠いてゐても機智を伴つてゐるのが愚昧である。―仕事において…

そういえば

ここでふれたおっさんも、その種の混乱と対峙してパワフルに立ち向かっていたね。

もっとも

何らかの"解消"を求めてるわけでもないのだろうが。youtubeへのコメントを見ても、混乱を解消すべきものとして受け止めているようには取れない。何らかの"解消"を経ていたら、多分それは見てもいないし、聴いてもいない状況と同じ反応=無反応で通過してしま…

、、、それにしても

目より耳なのか??? 見ちゃいけないなら 僕がいけないなら 針と糸すぐほら持ってきてよ 塞いでしまうから 縫ってしまうから 最後にまとめて全部見してよ (上掲より抜粋) この耳が二つだけでよかったなぁ 世界の叫び声がすべて 聞こえてしまったら 僕は到…

すげぇ、直球だよな

これなんかヘンに胸をすく。自分のダメさ含め、まとめてたたっ斬られているような。すげえ悪態だよ。おっさんpoliが口にするのも無理な詞(ことば)が並び、眼が眩む。 綺麗好きにも程があるよほんとさ なんて素晴らしい世界だ ってなんでなんだか そりゃ 色…

関口存男・一郎2005『関口・初等ドイツ語講座 上』三修社

先の意味形態論の集大成を執筆することに専念していた晩年まで本書の吟味にあたっていたようである。(序文に記された年が1956年。彼が亡くなるのが1957年のことである)それだけに意味形態論の説明に仮託すべく関口が選んだ冠詞のうち、本書の定冠詞のくだ…

池内紀2010『ことばの哲学 関口存男のこと』青土社

生業が結構慣れないことばかりで、呼吸するようにしていた読書からも遠ざかっていた。その回帰を促したのが、これである。 バクハツ頭先生vsSondernとかいうチョビ髭男の一騎打ち!! である。本書は、前期ヴィトゲンシュタインと関口の意味形態論をしばしば…

野家啓一ほか1997『哲学の迷路』―大森哲学批判と応答 産業図書

そういえば

hazumaにとって、物自体というのも、変化するものなんだね。てっきりヒトがカッテに物自体はこぉだぁぁとかあぁだぁぁって、絶えず蒟蒻問答して蒟蒻ならぬ粘土細工して絶えず形が変質する"物自体のツモリな"仮象だけが"語られ"、ご本尊=物自体はといえば、…

ヴィトゲンシュタイン(黒崎宏訳)『「哲学的探求」読解』 産業図書 など。

カントでもって、それをものす人をpoliのこの腐れ人生で目撃することができるというのは、結構感動的である。

中山元。

高峯超えか?? こういう下記類書があるが、

カント(中山元訳)『純粋理性批判』1 光文社古典新訳文庫

その翌日購入して、一日あけて、通勤時、開いてみた。。。。 板尾好きくん、ありがとう。。 携帯鳴らなきゃ、満足して直帰だったかも。。 (ヤヴゥァッッ!!)

Derrida, Jacques ”Archive Fever”(Mal d’archive) Chicago:The University Of Chicago Press, 1998

メディア論というか、アーカイブ論?記憶論?にまつわるデリダの2著が控える。。

ジャック・デリダ, ベルナール・スティグレール2005『テレビのエコーグラフィー』NTT出版

といいつつも。

やはり俎上にに上がる書籍が尽きることなし。以下。

でも、"分からなさ"って、、

そんなもんすたあ、 どうやって、退治する図示したり報告するのですかね??? 「だから、それをこれから議論するんだろか!!」という声あり、、、そりゃそ〜だ。。

なんかこう、デリダやナンシー

みたいな、感じで。。痕跡!だとか、分からなさだとか。非常に似てますよ。アノ二人のキリスト教に寄った語らいに。ほぁぁぁ。。決めつけとるでぇ〜poli..

そもそも。

旧石器時代の遺跡について著した書籍なんてだいたい、その地点だけの紹介に終始し、あとは"引き"の像がホントに"引き"に"引き"すぎていて、あるいはコンターなど凹凸なしで、程良さってやつがない。その場に足をつけているようなリアリティがない表現でもの…

三中信宏2009『分類思考の世界』講談社現代新書

ようやく、上梓された。まってましたぁぁぁ!! 今回の著者近影は。。遠藤諭?倉本美津留? だからそこから離れんかいっ!! 、 、 モトに戻って。意外な事実が分かり目をむいた。 『文化遺産の社会学』をまとめた荻野昌弘がその前後で博物館的欲望というタ…

ただ。。

恐るべきは、これが講義録であるということである。このネタを大学で、非常勤講師の講義で、やったというのである。まじかよ!!!うらやましい。なにが?て? 元とれてる感じが。

橋本努1994『自由の論法』創文社

この本の思想負荷性や、あとがきを目にしたとき、悪寒が走ったオカンが奔った、って誤変換があったらナイスだ、、うるさいぞ、、。橋本努は、その学問の作法の実験場として自らのHPを設け、大師匠であった折原浩を煽って書かせて、羽入を誘導しようと画策し…

ところで。

こういう視点で社会学を考えているモンに、この人自身は人間をどうみているのかなぁ、ダハハハァ〜(山田風味で)、なんて聞くのはだいぶ勇気がいる。かなり怖いぞ。フツーに質問すれば良いハナシじゃね〜のかよ!ミヤダイばっかりでないのね。こういう手合…

もそっと真面目な勧め方が

あるとすれば、社会科学の首取り武者、山形浩生によって訳出再版された、ミルグラム2008『服従の心理』河出書房新社をじかに読むと、ほんとへこむ。人様に。自分にも。でも本書から始めれば、ちったあ大丈夫かも。何がダイジョブだ!!チッ、気休めかよ!! …

羽入辰郎2009『支配と服従の社会学』ミネルヴァ書房

伊集院光は、相変わらす"汚いメーテル"と同乗し妄想特急を走らせてるらしいが、羽入辰郎は、キッついメーテル(奥さん)と因果鉄道に乗り込み、古びた社会学を"駆け抜け"ていく。 、、何言ってんだか いやあ、だから社会学者っつ〜か、根本敬の著作と並べてp…

poliにとっての笑うということ

十国峠から見た富士だけは、高かつた。あれは、よかつた。はじめ、雲のために、いただきが見えず、私は、その裾の勾配から判断して、たぶん、あそこあたりが、いただきであらうと、雲の一点にしるしをつけて、そのうちに、雲が切れて、見ると、ちがつた。私…

非常に不思議なのは、、

ナンシーなりデリダなりが共有する自然と認識のあいだという界があるわけだが、その先行者がいるのだとすれば、直近としてはカントがいるわけである。対立者を自認したフッサールはともかく、2人ともその言及にそのカントの名すらそうそう上らないのである…

そういえば、

黒い山のヒト誤用?ああわあってるよ。。でも近況は正に←←←これだろってばよっが、、近年、現象学に接近した模様である。ま。その衝動?はともかく。ただ訳出しただけかもしれんやろし。そのムーブメントを開闢したフッサールの出発点は、まさにこの数え上げ…

と、みるならば。

じゃ、「切れ目は?」ということになる。「離散的な性質をどこから見出せるのか」という言い方も。また、できる。逆に。仮想された各段階の並び、という"含み"を持たせている以上、同時にそのデータ構造として、離散数(列)の形態を帯びていると仮想してい…